<自然栽培とは>

自然栽培とは、農薬はもちろん、肥料を使わずに、自然本来の力だけで栽培する農法を言います。

 

<食の安全性>

では、有機栽培と自然栽培ではなにが違ってくるのでしょうか?

 

有機栽培では、通常有機肥料を使います。

有機肥料とは、牛糞・豚糞・鶏糞など家畜の糞を発酵させた動物性堆肥や、油かすや植物残滓を米ぬかで発酵させた「ぼかし」などの植物性堆肥のことをいいます。

ここで問題となるのは、

① 家畜のエサは何か?

② 飼育している環境はどうか?

③ 残留農薬はどうか?

③ 産地を特定でき、放射性物質検査を行っているか?

④ 遺伝子組み換えでないか?

 

など、食の安全性やトレーサビリティが保証されているかどうか?ということです。

究極の無農薬栽培 = 自然栽培

動物性堆肥の場合、家畜の飼育環境の問題があります。

 

牛で言うと、本来は草を食べる「草食動物」ですが、成長を早めたり、肉や乳を美味しくするために「穀物」であるトウモロコシを与えることが主流になっています。

本来の食性と違うエサを与えられた牛たちは、消化器官に異常をきたすため、病気を予防するため抗生物質を投与されます。

肉を軟らかくするため女性ホルモンを投与したり、より多くの肉を取るためステロイドを使うという極端な例もあります。

また、豚コレラや鳥インフルエンザの発生は、飼育方法の不自然さにあります。

放牧や放し飼いなど、ある程度の広さで飼育するのが本来の姿ですが、効率の問題から狭い畜舎でぎゅうぎゅう詰めに飼育される家畜には、当然の結果として疫病が発生します。

この予防として、豚や鶏にも抗生物質が与えられることになります。

石油からできた化成肥料や発がん性物質を含む農薬を使わなくても、このような環境で飼育されている家畜の糞を使った「有機肥料」は、決して安全とは言えません。

植物性堆肥の場合でも、自家製の米ぬかや植物残滓であれば100%のトレーサビリティを確保し、安全を保証できますが、油かすなど業者から購入するものは、残留農薬、産地、放射性物質検査、遺伝子組み換えであるかどうか?など、100%の安全であるかどうか保証することは難しいのです。

<作物が持つ本来の生命力>

また、肥料を使わないことで、作物が本来持つ生命エネルギーを充分に引き出すことが可能になります。

常にエサを与えられるペットと、大空を羽ばたく鳥では、生命力の違いははっきりしています。

米の場合は、根の張り方や、稲の形などで、その違いが歴然と現れます。

大地に強く根を張り、太陽のエネルギーを効率的に集めようと扇型のたくましい姿に成長していきます。

人間は、動物や植物の命をいただき、生命をつないでいます。

今日食べたものが、明日のあなたの身体を作っていくのです。

ただ、食べるだけでなく、何をどう食べたのか?が重要です。

温室で育ったような生命力に乏しい食べものと、自ら栄養を確保しようと懸命に根を伸ばす作物と、どちらを選んだ方が良いか?自明の理です。

<食味について>

釣りのプロは、養殖魚を食べれば、そのエサの種類が分かるといいます。

米も同じで、牛糞を使えば、牛の匂いのする米になる。

 

無肥料の米は、水と土の養分だけで育つため、雑味のないクリアな味わいが特徴です。

肥料を使用しないため、甘みは控えめであるが、その分噛めば噛むほどお米本来の甘みがじんわり滲み出てくるので、一度これに馴れるとやみつきになります。

 

<価格について>

以上、「食の安全性」「生命力」「食味」の観点から、当園では手間暇のかかる自然栽培を選択しています。

昨今、さまざまなアレルギーが問題となっていますが、深刻なのは化学物質アレルギーです。微量の化学物質が残っているだけでも反応してしまい、食べるものが非常に限られてくるのです。

当園のお客様からは、「はじめてお米が食べられた」という感想も寄せられています。

それが、「自然栽培」なのです。

​しかしながら、肥料を与えないため、収穫量は通常の50%程度しか穫れません。店舗で販売する場合、農協が出荷している米の4〜5倍くらいの価格になってしまいます。

当ショップではそれを直接販売という形をとることで、2倍程度で収めることが可能です。

それを割高と思うかどうかは、消費者の判断にゆだねるしかありません。

当園のお客様は80%以上がリピーターであり、毎年7月には完売することが、品質の保証だと受けとめています。

マクロビオティックや自然食の料理研究家の方々から、絶賛いただいているお米です。

​ぜひお試しください。

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